不在のテナントへ検針に行ったときの事です。
警備を解除し解錠して入室し、
(もちろん事前の許可を得て)
検針も終わり外に出て施錠しようとドアを閉めると、
なぜか閉まらない。

あと数センチのところでなぜか閉まらない。
さて。
さして新しくは無い建物でスチールドアです。
こういうときは得てして枠がはらんでドアに当たってしまい、
完全に閉まりきらないということが良くあります。

周囲をさぐってみます。

干渉しているところが無いっ!

先日はドアの蝶番側の下のほうにあるゴミで閉まらなかった。
ということもありましたが、
今回は何もありません。
クローザーのアームがおかしくなったのかと、
一旦クローザーを外してみますが、
それでも閉まりません。

ピボットヒンジかなと、
そこを見ても何もなし。

数十分四苦八苦してふとドア下を見ると、
何かあります。
小さい物が。

なんという事でしょう。

スチールドアに貼ってる注意書きを貼るための磁石が、
ドアの下部にピッタリとくっついています。
それが挟まっていたのでした。

大きさは飲み薬の錠剤程度なのにも関わらず。
そんな小さいもの一つで施錠不良が発生していたのでした。

まあ、無事に閉まってなによりです。