ゼンマイを巻いてお風呂で泳ぐイルカのおもちゃがあります。
100円です。

ゼンマイを巻いてもうごかなくなってしまったので分解してみました。
残念ながらゼンマイが切れてしまています。

イルカ01


うちにはおもちゃやぬいぐるみがたくさんあります。
一部レアで入手不可能な物もありますが、
大部分は同じ物がたくさんありますので「買い替え」ということは可能です。
ですが我が家に同居している「おもちゃやぬいぐるみの人たち」は、
同じような形ではあるけれど別人という認識ですので、
買換えという概念はありません。

そのぬいぐるみはそのぬいぐみだけ。
似ているぬいぐるみが他にもあるというだけで、
そのぬいぐるみはそのぬいぐるみただ一つです。

なものですから、
イルカくんも直してみることにしました。

ゼンマイはサビがひどく真っ黒でギアに固定する部分で破断しておりギアから外れています。

イルカ08
元が100円なのでゼンマイの素材は極めて劣悪な素材なのでしょう。
代替品が手に入れば交換しますが、
同じサイズのゼンマイの入手方法がわかりませんし、
張力の必要なゼンマイという特性上何かを再利用して手作りというのも難しいものです。
仕方ないのでこのゼンマイをリサイクルすることにします。

まずは真っ黒なゼンマイをペーパーで綺麗に磨きます。
磨いてわかりましたが精度かなり悪いです。
表面デコボコです。

イルカ05

ギアにはめこむ部分を曲げ直してはめ込めば良いのですが、
このままではまたサビてしまいます。
どぶ付け亜鉛塗装でもしようかと思いましたが亜鉛塗料がありません。
亜鉛塗料って結構高価でしてちょっと懐具合の予算的に無理です。
やむを得ず普通に塗装しました。
防触のためにハンダでコーティングっていうのも考えましたが、
コテでの加熱ではハンダが乗りません。
火であぶってみましたが簡単にはのりませんし、
あまりあぶりすぎると張力が変化してしまうのでこれもやめました。

イルカ07

組付けにはゼンマイの先端がギアに引っかかるように曲げるのですが、
曲げてみてビックリ。
ミシミシという感触が手に伝わってきます。
完全に板内部で破断の兆候が発生しています。
細かく位置替えしながら少しづつ曲げていきますが、
組付けてもおそらくしばらくすればまた破断すると思います。
ゼンマイが交換できないのでこれは仕方ありません。
このまま組付けていくことにします。

イルカ11

イルカ09

イルカ10

イルカ12

固定ビスの受け側も破断しているのでこれもくっつけます。
ここは瞬間接着剤でOK。

イルカ13

組付け完了。

イルカ14

ゼンマイ以外の部分ならなんとか治せるのに、
完全に治せないのが残念でなりません。
しばらくはゆっくりと泳いでもらうことにします。