お出かけ自粛の中、
怪奇大作戦のトータス号(スバルサンバーベース)や、
他特撮物の車(ジャックタンクやウルフ777とかSATカーとかジョーカーとかズバッカーとかマッハロッド前期型とか(笑)を眺めてて、
さらにマッハ号関連を見ていて覚書を作ろうと思いました。
個人的な勝手な解釈ですので、
あそこが違うだとかここはそうじゃないとか勘弁してください。
以前所有していたマンガも雑誌も今は手元にありませんし、
画像等の引用も一切ありません。
マッハ号はいわずとしれたマッハGoGoGoに登場するスーパーカーです。
砂漠も森林の中も水中も突っ走るマッハ号はラリーカーなのかレースカーなのか良く分かりません。
2シーターのドーム型透明シールド開閉機能付きオープンカーで、
V12のFRと言われています。
ウイキにも書かれています。
ですが実は本当にV12なのか本当にFRなのかはMRなのか、
あるいはRRなのか不明で、
しかもエンジンレイアウトも前置きなのか後ろ置きなのかはっきりしていません。
アニメ設定では一応フロント搭載V12エンジンのFRとなっていますが、
吉田竜夫原作のマンガでは後ろ搭載の模写もあります。
前搭載の模写もマンガにあったはずですが資料が今は手元にありません。
後部エンジンの場合としてMRなのかRRなのかとなりますが、
このマンガの絵的に後輪の車軸より前に重心があるように見受けられますので、
MRと思われます。
余談ですがデロリアンはRRです。
マンガの絵で判断する限り12気筒ではなく8気筒のように見えます。
エンジンの位置(高さ)を考えると水平対向エンジンではなく、
おそらくV型と思われます。
排気量も出力も不明です。
有名な特殊機能ですが、
AからHまでのスイッチがあり、
AからGまではステアリングの真ん中に配置され、
英国車のMINIのようにクラクションのボタンはハンドルにはありません。
A:Auto Jack-オートジャッキ。
車体底面から飛び出す棒。
勢い良く出てジャンプしたり、
ゆっくり出て普通にジャッキとして使ったり、
前足だけ出して斜面で制動かけたりと多様な使い方が出来ますが、
Aボタンひとつでどう選択しているか不明。
ジャイロやAIが付いていて車体の状態に応じて変化するかもしれません。
おそらく1トンは軽く超える車体を数メートルジャンプさせたり、
ゆっくり出てこさせる事もありますので、
油圧や電動モーターではなく圧搾空気によるものと思われます。
コンプレッサーがあれば潜水時に使う空気ボンベへの供給にも使えますし。
あの車高で着地した時に車の腹は地面に当たると思われますが、
当たらない仕掛けが付いているようです。
後に作られた、マッハGoGoGoとタイムボカンシリーズを足して10で割ったようなマシーン飛竜では足回りが下方に伸びてショックを吸収する仕掛けが取り入れられてました。
B:Belt Tire-ベルトタイア。
タイア(タイヤではない)の外周に帯状のチェーンが巻かれます。
C:Cutter-カッター。
2本の丸のこで前方の木をなぎ倒します。
切り残した根っこに足回りを痛められないのが謎。
当時の紹介ではチョッパーと表記した雑誌もあったような気がします。
D:Defender-ディフェンダー。
透明な屋根が閉まります。
防弾ではありませんが、結構固いようです。
E:Evening Eye-イブニングアイ。
ヘッドライト内にある赤外線灯が点灯します。
専用ヘルメットに仕込んだバイザー越でないと照らした先は見えません。
F:Frogger-フロッガー。
屋根が閉まり空気ボンベが開かれ、運転席後ろのもっこりから潜望鏡が出ます。
吸気と排気のシュノーケルは出てこないので潜水時はバッテリー駆動なのかもしれません。
吸気と排気のシュノーケルは出てこないので潜水時はバッテリー駆動なのかもしれません。
推進力はなんでしょうか。
見えない所にスクリューがあるのかもしれません。
G:Gizmo-ギズモ号。
ボンネットの収納庫に格納してあるカメラ付き鳥形ラジコン飛行機です。
ギャラント号という名称も存在するようです。
新作マッハ号ではギャラント号ですが、
旧作マッハ号でもギャラント号と呼ばれた。
あるいは紹介された媒体があった気がします。
ですがその意味は違ったりします。
ギズモは仕掛け、小道具、小さい機械、機器、装置。
ギャラントは華麗な。 堂々とした。 優美な。
どちらかというとギズモ号の方がイメージに合いますね。
H:Homing-ホーミング。
ステアリングではなくコンソールかどこかにあるようです。
ウィキでは帰宅するホーミングスイッチとありますが、
ホーミングレバーで任意に操縦していた場面もあったような気がします。丸のこ、ジャッキの足とコンプレッサーと圧搾空気タンク、ドーム型で開閉可能な透明な屋根、タイアのベルトと脱着装置、潜水時の推進装置、大容量バッテリーとそれに見合うオルタネーター、猿とガキンチョ。
元々の車の重量に加えていったいどれだけの物が積まれているのか。
2.5~3トンくらいあるのではないでしょうか。
ボディ構造はモノコックなのかフレームなのか。
高速走行中にドッカンドッカンと他の車に当てている使われ方から考えると、
各部のパーツ交換が出来る設計の方が良さそうなので、
フレーム構造なのではないでしょうか。
元々のマッハGoGoGoはキャラデザの効果もあってアメリカで大ヒット。
アメリカ版マッハGoGoGO(スピードレーサー)が作られましたが、
あまりにもお粗末すぎて元々のマッハGoGoGoの再放送に差し替えられたそうです。
大昔の東京12チャンネルで放送していた、
マンガの国やキッドボックス辺りで放送していたアニメの数々と同程度でしたから、
本家のあの作りを見ちゃえば不満出て当たり前でしょうけど。
実写映画として洋画のSpeed Racer-スピードレーサーが作られました。
前半と後半にマッハ6という車が出ますが、
中盤ではマッハ号が活躍します。
特殊機能のいくつかは変更されていますが、
そのほとんどは原作準拠に近い作りでオートジャッキの効果音は本家のそれそのものです。
あまりヒットせず日本でも日の目を見ていませんが、
マッハ号が実車で活躍するという意味ではこの中盤だけは必見です。
前半と後半はすっ飛ばして構いません。
以上、
全て個人的な見解と解釈と勝手な戯言の列記です。
ですが、
実車スピードレーサーの中盤だけは機会があったら是非見てください。
まったく関係ない話ですが、
昔「笑っていいとも」で、
外車に乗っていた女性の芸能人が日本車に乗り換えて、
サイドブレーキと思って引いたら灰皿だったという話がありまして、
それを聞いていた司会者も出演者も観客も、
そんな事あるわけないと大笑いする事がありました。
あるんです。
シトロエンGSを知っている人ならわかるはずで笑えないはずです。
普通の車なら灰皿が付いているようなところにサイドブレーキのレバーがあるという事を。
シトロエンGSしか知らなかった人が普通の車に乗り換えれば起こりえる事です。
車の流れで書いてしまいました。