知人におすすめ映画を聞かれて答えた映画。

そのうちのひとつ。
バットマンリターンズ。

バットマンシリーズはいくつかあります。
自分が好きなのはこれが一番です。

冒頭、ペンギンが育てられているカゴ(檻)がありますよね。
そしてそのカゴ(檻)に付けられているたった一つのおもちゃ。
アヒルのおもちゃです。

両親に捨てられる橋。
成長したペンギンが乗っているマシンの形状。
民衆にあがめられた後、
事実を公表され迫害されるペンギンと、
ペンギンが追われて落ちる橋。
そこにいる平和そうな夫婦。

前面に押し出してはいないけれど、
それらの演出は逃れられない運命を暗示していて、
もしかしたら社会の上位に居たかもしれないにもかかわらず、
生まれた姿の凄惨な身体ゆえに、
下水の王様になり果てたペンギンの可愛そうな境遇を感じさせます。

バットマンとキャットウーマンが登場しますが、
これらに魅力は感じません。
ただひたすら、
ペンギンが哀れでなりません。

本人に罪はなかったのに、
本人が望んだ姿形ではなかったのに、
親のエゴで捨てられたペンギン。

かわいそうでなりません。